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2017年06月08日 [歯の話]
補綴物の機能
皆さんこんにちは。
東戸塚エリアの皆様の口腔内の健康維持・増進を担う歯科、東戸塚デンタルクリニックの院長 江口です。
今日は、「補綴物の機能」について、お話いたします。
⇒参考記事「補綴物の種類」
自由診療のセラミック補綴(ほてつ)物(歯のかぶせ物)は、数多くのメリットがあります。機能性に富み、高品質です。健康保険が適用されず、費用負担が増えますが、それだけに満足できる品質が担保されているのです。
■ 自由診療のセラミック補綴物の見た目の特徴
自由診療で扱うセラミック補綴物は、なんといっても見た目の自然さが最大の特徴です。天然の歯のような彩色に限りなく近づけ、見た目ではほぼ分からないほどのリアリティーです。これが、陶器製のセラミック補綴物の大きな利点です。
【自由診療と保険診療の補綴物の見た目の違い】
▽自由診療のセラミック製補綴物
・より自然な色あいを再現することができる
・長年の使用でも変色しない
▽保険診療のプラスチック補綴物
・見た目が白いため、天然歯とのコントラストができる
・時間がたつと変色しやすい
■自由診療のセラミック補綴物の機能の特徴
自由診療のセラミック補綴物は、機能面でも優れています。感覚的に天然歯との差異がほぼありません。セラミックは硬質の陶器なので、しっかりした強度があり、長年の使用にも耐久性があります。保険診療の補綴物は強度が弱く、摩耗が早く進みます。
セラミック補綴物は、かみ合わせる歯に対して負担も少ないのが利点です。プラーク(歯垢=しこう)の付着も抑えるので、口腔内を清潔に保てます。保険治療の補綴物はかみ合わせの違和感を生じることもあり、汚れがつきやすくなります。